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真空爆弾の禁止理由はなぜ?ジュネーブ条約をロシアが破棄!制裁や罰則は?

最強兵器の1つとして知られているのが真空爆弾です!

アメリカが製造し、大量破壊兵器としても知られていますね。

そんな真空爆弾をロシアが使用したという報道がありました。

しかし、真空爆弾は使用禁止なのではないか?と話題になっています。

なぜ真空爆弾は使用禁止なのか理由が気になるかたもいるのではないでしょうか。

なので今回は「真空爆弾は禁止理由はなぜ?ジュネーブ条約をロシアが破棄!」についてお伝えしていきます!

それではスタート!

おすすめ記事:真空爆弾(気化爆弾)とは何?威力や被害は?ロシアの最強武器!【動画】

真空爆弾は使用禁止?ロシアがジュネーブ条約を破棄!

ここでは真空爆弾の使用禁止について調査しました!

ジュネーブ条約加盟国について調べて見ると、

上記からロシアがジュネーブ条約を結んでいることがわかります。

また締結されたのは”1954年5月10日”でした。

参考元:外務省 滋賀県警察の広場

そして、真空爆弾をロシアが使用したことが報道。

ロシアがウクライナに大量破壊兵器として知られる「真空爆弾」(熱圧力弾、thermobaric)を使用したという主張がウクライナ側から出てきた。

引用元:Yahoo!japan

ロシアが真空爆弾をしようしたことがわかりますね。

しかし、ロイター通信によると、この兵器の使用が禁止だったといわれています。

28日(現地時間)のロイター通信によると、マルカロワ駐米ウクライナ大使はこの日、米国議会への報告を終えた後、「ロシア軍が今日、真空爆弾を使用したが、これは実際、ジュネーブ条約で禁止されている

引用元:Yahoo!japan

以上のことから、使用禁止兵器の真空爆弾を使用していることがわかりました。

しかし、まだ真空爆弾を使用した証拠はないともいわれています。(2022年2月28日時点)

ただ現在のところはウクライナ戦争にこの真空爆弾が動員されたという証拠はないと、CNNは伝えた。

引用元:Yahoo!japan

ロシアがジュネーブ条約を破棄したのは、本当なのか気になりますね。

真空爆弾禁止の理由はなぜ?

なぜジュネーブ条約で真空爆弾は禁止されているのか理由を調査しました!

ジュネーブ条約の内容の中には、

自然環境を過度に破壊する兵器についても禁止が謳われている

引用元:規制が議論されている兵器

上記のような内容があるんですね。

また真空爆弾は、土地を汚染することでも知られています。

その威力は核兵器(A兵器)に次ぐ威力と言われていて、その威力と爆破に使う燃料が土地を汚染することから一部の有識者の中で「貧者の核兵器」などと呼ばれています。

引用元:カクヨミ 技術-兵器

このように真空爆弾は、爆破や燃料によって土地が汚染されることがわかりました。

以上から、禁止理由は真空爆弾は自然環境を破壊することなんですね。

そして、ジュネーブ条約では使用を規制している兵器がいくつもあります。

使用禁止武器として有名なのが、”毒ガス”なのではないでしょうか。

またジュネーブ条約について見てみると、

【ジュネーブ条約】

ジュネーヴ条約とは、戦時国際法としての傷病者及び捕虜の待遇改善のための国際条約である。戦地軍隊における傷病者の状態の改善に関する条約、または赤十字条約とも呼ぶ。

参考元:ジュネーブ条約wikipedia

このようなものであることがわかります。

この条約の中には、

戦闘の方法及び手段を選ぶ権利は無制限ではない

このような規制もあるんですね。

参考元:ジュネーブ諸条約及び追加議定書の主な内容

戦争をするからといって、何をしてもいいということではないことがわかります。

もし、ロシアが真空爆弾を使用したことが本当ならば、何らかの制裁も考えてほしいですよね…

ジュネーブ条約破棄によるロシア制裁は?

ジュネーブ条約を破棄したことが本当ならば、ロシアに制裁はあるのでしょうか。

結論からいうと、ジュネーブ条約による制裁などはない可能性が高いです。

しかし、条約による制裁はない可能性は高いですが、

輸出を制限されるなど他国から嫌われる

国際的な信用を失う可能性が高い

条約を破るとこのような可能性が高いことがわかります。

調べて見ると、ジュネーブ条約は国際条約として知られているんですね。

【国際条約】

広くは国家間、または国家と国際機関との間の文書による合意のすべてをさし、狭義ではそのうち条約という名称で呼ばれるものだけをいう。

参考元:コトバンク

このように簡単に言えば”文書による合意”だけということがわかります。

条約を取り締まることのできる国際機関も存在しません。

なので、形式上は諸国家間の善意の約束に過ぎないんですね。

また戦争になれば”条約なんて平気で破棄する国はある”ということもいえます。

実際にソ連は日ソ中立条約を破棄して、戦争に参加しました。

そして、国政情勢や力関係も大きく関係するといわれています。

アメリカは軍事力や資源力でもトップクラスです。

もしアメリカが条約を破っても、強く批判できる国はどのくらいあるのでしょうか。

このように、条約を破っても制裁や罰則は存在しないことがわかりますね。

まとめ

今回の記事では「真空爆弾は禁止理由はなぜ?ジュネーブ条約をロシアが破棄!制裁や罰則は?」についてお伝えしていきました!

真空爆弾は報道によると、使用禁止兵器として扱われていました。

本当にジュネーブ条約をロシアが破棄したのでしょうか。

もし本当ならば、世界中から嫌われてもおかしくないですよね…

この記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。

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