アルバイト経験がない人や少ない人は、
接客の言葉遣いがわからない…
正しい敬語の使い方がわからない…
このようなお悩みを抱えている人が多いのではないでしょうか?
僕もそのうちの1人で新人の頃は「変なことを言ってお客さんを怒らせたらどうしよう…」と思っていました。
自信がなかったのでボソボソと言って「何を言っているのかわからない!」と言われたことがありますが、慣れてくると自然と正しい言葉遣いでお客さんとコミュニケーションを取ることができ、楽しくアルバイトを行えます。
しっかり話すことができるようになると顔と名前も覚えてもらえることが多くなり、話し方を改善することでお客様への好感度が上がっているのを、感じることができました。
ハキハキと自信を持って接客ができるようになり、今では新人の教育なども任されるようになりました。
そこで今回は「アルバイト初心者必見!接客の言葉遣いや正しい敬語の使い方を紹介!」をお伝えします!
・好感のもたれる話し方がわかる
・相手に失礼のない言葉遣いがわかる
・正しい敬語の使い方がわかる
→お客様から好印象!
好感のもたれる話し方って?
アルバイトをしていると上司や先輩、取引先の担当者などさまざまな人と接する機会があります。
お客様への接客をする際にどのような言葉遣いで話しかければ良いのか悩んでいる人もいると思います。僕はまだ慣れていないころは「言葉が硬すぎる」「しっかり話せ」などよく注意されました。
ここでは初心者のあなたに知ってほしい好感のもたれる話し方についてお話ししていきます。
丁寧に話す
まだ言葉遣いが分からない人はまず丁寧に話すことから心がけて見ることを意識しましょう。
正しい言葉遣いが分からなくても丁寧に接客をすることでお客さんも優しく接してくれることが多いです。
しかし、いくら丁寧に話すと言ってもやってはいけないことがあります。
・友達に話しかけるような言葉に
ならないようにする
・若者が使っている言葉を使わない
このようなことは言わないように注意しましょう。
丁寧に話すポイントとして僕が意識していたのは「ゆっくり話す」「抑揚をつける」ことです。
僕は新人の時に緊張してしまい早口でしゃべっていた時は、よく聞き返されていました。でも、落ち着いてゆっくり喋ることで、お客様から聞き返されることも少なくなっていきました。
まだ入ったばかりだと声の出し方がわからないひともいると思います。僕は最初店長からロボットみたいな喋り方だと指摘を受けました。
なので、僕は語尾を高くできるように言えるように、家で練習しました。
例えば「ありがとうございます」だと最後の「ます」を少し高くするように言ったりしていました。
「丁寧」を心掛けていると、例え間違った敬語を使ってしまったとしても、話している相手に好感をもたれることができます。
逆に、いくらあなたが正しい言葉遣いを言えたとしても丁寧ではなかったらお客様を怒らせてしまう可能性があります。
僕もこの丁寧さを意識していると「丁寧でいいね」「一生懸命で好きだよ」などと言われることが増えました。
そして、常連の方には自分の名前を覚えてもらってお酒などをもらうこともありました。
正しい言葉遣い・敬語の使い方
アルバイトをしていると気を付けてほしい言葉遣いがいくつか存在します。
自分では正しい言葉遣いだと思っていても間違った使い方である可能性があります。
僕も正しいと思っていた言葉遣いがダメだとわかると「これってダメなの?」と思うことが多くありました。
「~になります」
「なる」という言葉は、何かが変化していることを表します。
なので、
接客で使う言葉遣いとしては間違っていると言えます。
・「おつりは○○円になります」
・「こちらは料理の○○になります」
僕はこのように言ってしまっていました。最初はちゃんとした敬語のように感じてしまい頻繁に使ってしまっていました。
「~です」や「~でございます」が正しい言葉遣いなので気を付けるようにしましょう。
「よろしかったでしょうか」
「よろしかった」という表現は過去に対して使う言葉なので、今起きていることに使う場合は間違った敬語になります。
僕が使ってしまっていた例でいうと、
・こちらの商品でよろしかったですか?
・こちらの靴でお間違い
ありませんでしたでしょうか?
「よろしいでしょうか」「よろしいですか」といって、
現在に直すことで正しい言葉遣いになります。
過去と現在の時間軸に気を付けて接客するようにしましょう!
「ちょうどお預かりします」
「ちょうど」は「預かる」という言葉と矛盾の関係にあります。そのため、敬語としては不適切と言えます。
これはレジの会計の時によく使っているかもしれませんね。もしかすると使われていることもあるかもしれません。正直気づかない人が多いかもしれませんが知っている人はわかっています。
レジのお会計でお釣りが不要な場合は「ちょうどいただきます」と言い換えることで正しい言葉遣いになります。
みなさんも気をつけてみましょう!
「~の方(ほう)」
「方(かた)」の読み方を変えて「ほう」というのはよく聞く言い方です。
ですが、
複数のものを指して「どちらか一方」を意味するとき以外は誤った敬語になります。
・(商品が一つの場合に)~のほうをお持ちしました
悪い例は商品を2つ求められて先に片方を持ってきた場合は大丈夫なのですが1つを求められた場合は間違った使い方になるので気をつけましょう!
まとめ
今回は接客の正しい言葉遣いや正しい敬語の使い方をお伝えさせていただきました。
好感のもたれる話し方って?
・新人でアルバイト経験が少ない人はまずは丁寧に話すことから始めてみよう!
→敬語が話せても丁寧でないとお客さんを怒らせてしまう可能性があります!
・みなさんが普段正しい言葉遣いだと思って使っている言葉が本当は誤った言葉遣いである可能性があります!
→自分で判断せずに先輩に聞いたり調べたりして正しい言葉遣いを身に付けましょう!
最初は慣れない言葉遣いがあると思いますが何回も使っていくと自然と言えるようになるので、お客さんが心地よく過ごすことができるようにしっかりと言葉遣いは気を付けるようにしましょう。
将来、就職する時にもこの言葉遣いは役に立つと思うので、未来の自分のためにもしっかりと身に付けていってください!